1. HOME
  2. その他の取り組み
  3. 農業研修生

その他の取り組み

農業研修生

ファーミングリテラシー協会が目指すものを実現していく一歩として、

  1. 安心で安全な作物が安定して手に入るようになること
  2. 環境や生きもの、そして生産者にとって、安全でより負荷の少ない栽培技術
  3. 生業にするために不可欠な収量の確保

この三つが共存するモデルケースを確立していくことが先決と考え、まずは日本の主食であるお米で、農薬、化学肥料、除草剤を使わずに栽培する技術を確立するべく、3年間研修を受け、共同研究をしていくことに志を共にするパートナー(農業研修生)制度を2017年に設けました。

有機に転換した場合のコストや労力増の反面、収量ダウンが負担となり有機へ転換ができない、続けられない、という事態が出来るだけ起きないように慣行栽培にかかる費用との差額や、技術を学ぶための研修費用などをできる限りサポートし、理事からは栽培技術のサポートとして、年4回程度の技術講習、現地視察、各田んぼの生育調査、そして有機に転換したことによる環境の変化を調べるプロジェクトとして、外部講師による田んぼ周りの植物調査などを行い、まずは農薬・化学肥料・除草剤を使わない稲作のモデルケースを確立すべく、活動いたしました。
研修生は常日ごろから有機で起こりうる出来事と向き合い、研修制度修了後の現在も楽しみながらチャレンジし続けています。